獅子・狛犬と灯篭について

神社には、景観上今日缺せない物に、獅子と狛犬、灯篭があるが、
獅子や狛犬は神社の魔除けと考えられて、入口が拝殿・神殿かの
両側におかれている。
☆  獅子は古来、百獣の王として、その威力は邪気病魔を払うとされているが、
当許麻神社には 存在 しないので省略する。
☆  狛犬は前同様の信仰があり中央アジアに棲息する獅子のことが、
朝鮮半島の高麗を経て、わが国に 伝えられた為、一般には、獅子即ち
狛犬(高麗犬)だと考えられたものと思われる。
今日に残る著名な狛犬は、いずれも鎌倉時代(1182年)以後の物である。
狛犬は普通の動物の犬ではなく宗教上の霊獣で、「狛犬」を「高麗犬」
とも書き、朝鮮半島より渡来した(前記)と考えられ、神社の守護と装飾を
兼ねる1対の獣形像で、ただ一口に狛犬と云ってもほとんどは、
2体のうち1体だけ中国から伝来した時の名残があり、片方は獅子なので、
つまり日本では、「獅子と狛犬のセット」を狛犬と呼んでいる。
角のない方の獅子の口の開いたものを「吽」(うん)と云い、これは、
物事の始めと終わりを意味する「阿吽 (あうん)」を表している。
又狛犬には玉や鞠(まり)を銜(くわ)えたものや、子を抱くものや、獅子の耳を
垂れ、狛犬の耳が立つているものが多い。
☆  次の灯篭は云うまでもなく、照明用であり、灯篭には「立て灯篭」と
「釣り灯篭」があり、当神社には、「立て灯篭」である。
立て灯篭は金属又は石で作り、参道や拝殿前に又は周辺に
立てておく物である。
当神社の立て灯篭は石造りで、寛文5年(1665年)のものがある。
(別記)