許麻神社六角御輿

許麻神社は、古代( 厄1500年前 )朝鮮の高句麗からの渡来氏族が、各所に蟠居繁行した氏族が祖霊を祭祝した由緒をもって、「 高麗 」と呼び慣はされて社名を「 許麻 」となったもので、古文書や約1100年前に作成された「 延喜式神名帳 」にも記載されている如く神社創立壱予数百余年を暦るものと推測されます。

祭神は「 牛頭天王 」即ち「 素盞鳴ノ尊 」を祭祝しており、その「 尊 」の象徴としたのが「 六角神輿 」で、その建造の時代は詳らかではないが、祭神「 牛頭天王 」を祭祝していることを表しております。

古くからこの 「 六角神輿 」で祭祝を行うのは、京都の八坂神社で、その神輿の建造は1177年(治承年間)と言われ、八尾近郷では、当神社のものが古くから祭祝されています。

最近建造された「 六角神輿 」もあると聞き及んでおります。ちなみに八坂神社には、「 八角の神輿 」が祭祝され現存しております。これは、素盞鳴ノ尊と(妃)櫛稲田姫ノ命との間の御子・八柱神を祭祝するものです。

当社の神輿の造進は、子文書の修復の記録により、元和年間( 1615~1624年 )のものと推測されます。その後数次の修復を経て現在に伝えられておりますが、去る昭和60年に大修理を行い往時を偲ぶ壯麗・雄大な姿に復旧しました。

例年7月19日、午後7時に、拝殿前に宮出し神事を行い、清祓後神輿は社前を発賛し、本町御旅所に入り祭典を賑々しく神楽を奉納し、巫女のお神楽舞の奉納後出輦し、久宝寺地区小御旅所3カ所に入り・祭典を取り行い、午後11時過ぎ本殿前に着御して、「 渡御式 」は終わります。

近郷よりの参拝者も多数参られ、賑やかなお祭りとなってえります。