社殿の改建など修復年譜

当神社は今より千数百年前の創立ですが、神社には記録としての物は無く、文献は伝承されておりませんので昭和59年頃より、大阪市立図書館、八尾市立図書館並びに神社庁に残る関係図書より調査し、「改建や修復にかかわる物を年譜として作成しました。

◎ 元禄6年(1693年)の「久宝寺村寺社取調帳」によると境内敷地26間に20間祭神牛頭天王の年貢地として毎年の年貢は屋敷持ち11人より差し出すこと。
建物 7尺に5尺7寸 (桧皮葺宮)・拝殿 5間2尺5寸に2間1尺 (瓦葺) 辨大天神
1尺8寸に1尺4寸(藁葺 (わらふき))、観音院 2間1尺に2間5尺 (瓦葺)、
高宮観音院神職庫裡 8尺に2尺 と記入されており、文政10年(1827年)の「久宝寺村明細帳」写しにも同様のことが記入されております。

改建・修復など年譜

年 号 年 ・月 西 暦 記  事  事  項
天 正  10年五牛6月   1583年  社殿改建 ・ 秋葉社、厳島社、稲荷社、太宰府社
金比羅社の5社創立
元 和  3年発亥 3月   1617年  社殿再興
3年発亥 9月     〃  拝殿修理 ・ 玉垣建立
寛 永 10年丙子 3月   1634年  拝殿修理
寛 文  5年乙巳 2月   1665年  拝殿修理 ・ 石造灯篭建立 (別冊資料参照) 2基
7年丁未 9月   1667年           石造灯篭建立 (別冊資料参照) 2基
元 禄  6年 酉   1693年  敷地 26間*20間所有す
7年 戌 8月   1694年  社殿修復
亨 保  6年辛乙 9月   1721年  社殿修復
寛 保  2年   8月   1742年  社殿再興  (拝殿1棟)
3年   1743年  棟札3対
宝 歴  6年   1756年  手水舎建立 (旧観音院鐘楼) ・・・別 写真参照(註記参照)
安 永  9年   1780年  石造狛犬1対建立(別添写真参照) ・ 石造灯篭3対建立
慶 応  2年 寅 3月   1866年  社殿修復 ・ 古文書3対所蔵 ・石造灯篭1対建立
明 治  6年 酉 2月   1873年  八幡社創立
12年 卯 3月   1879年  社殿修復
13年    7月   1880年  神輿再式  (細工人・・・大阪府下  大塚巳三助)
17年   3月   1884年  金毘羅社灯篭建立
42年  12月   1909年  絵馬舎撤去
大 正  5年   5月   1916年  本殿改建
6年   2月   1917年  八幡社創立
9年   7月   1920年  神楽殿修復
10年   7月   1921年  神輿大修復 (細工人・・・ 大阪 鈴木原右衛門の銘が有り)

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改建・修復など年譜 2./2

年 号 年 ・月 西 暦 記  事  事  項
昭 和 12年   1937年  社殿改建
26年   1950年  社殿修復
36年   9月   1961年  第二次室戸台風にて神楽殿・金比羅宮全壊・金比羅宮再建
44年   9月   1969年  不審火により本殿・幣殿全焼
47年   1972年  本殿、幣殿 再興 (鉄筋コンクリート構造)
60年   5月   1985年  神輿修復 (本体内に明治、大正の修復銘あり)
神輿庫移設改築
61年   5月   1986年  春日式灯篭建立 (79基)
63年   7月   1988年  玉垣大改修  (264基 →角石4基を含む)
平 成  7年   1月   1995年  阪神大震災により脇鳥居上部崩落
13年   4月   2001年  南参道鳥居建立
16年  12月   2004年  境内整備に伴い境内玉垣建立
〃     〃  神社名碑建立
25年   3月 2013年  本殿・幣殿・拝殿・瑞垣と厳島神社の改築
八幡宮・参社覆殿・金刀比羅宮の修復
社務所・参集所の修復等修復整備
境内の塀・社務所及び参集所の門扉・西門柱
・社務所の離れの改築

上記年譜に記入の寛文年間寄進の石造灯篭4基について、八尾市教育委員会に於いて、
市文化財として検討のため別紙の通り、資料作成されていましたので、ここに添付しますので
御高覧下さい。

(註記)  以前神楽殿は、現金比羅社の位置にあったが台風により全壊したので、神楽殿は再建せず、
現位置に金比羅宮を再建したものです。